レイモンド・ブリッグズ知らないとは言わせませんよ(笑)
英国のリアリズムを描くのが上手いレイモンド・ブリッグズはウィンブルドン(英国)で育ちました。たった5歳のころに戦時中疎開して、ドーセットに住んだこともあるみたい。映画「エセルとアーネスト ふたりの物語」で先日絵本のバイリンガル読み聞かせをしたときにイギリス英語がなつかしく。
日本語に翻訳されたばかりの新刊「エセルとアーネスト ふたりの物語」はレイモンド・ブリッグズの絵本。映画としてアニメーションでも楽しめますが、英語がイギリス訛りでとってもユニークな作品です。そもそも英語ってイギリスでしか使わない単語とか、ちょっぴり特徴のある発音があるってご存知でしたか?
原作の絵本ではたとえば「MATE」や「Bloke」ってどんな意味なんだろう?調べてみると面白いですよ。今回は翻訳をバベルプレスで行いましたが翻訳学校としてもとても長い歴史を持つバベル。そこで働く私としては、おすすめしたいのがこの作品。
英国の紅茶を飲む生活習慣とか、黒猫のスージー、レンガのおうち、などなど英国の英語だけでなく文化や歴史までいろいろな知識が身につくこの一冊。少し寒くなるこの季節、ぜひよみきかせにいらしてください。(バイリンガルよみきかせ講師 石井ふみ)
レイモンド・ブリッグズのSnowmanは英国でも大人気。この音楽が流れるとクリスマスだなって思うらしいです。
さむがりやのサンタ英語版を先日「かげろう書店」古本屋さんで見つけて思わず買ってしまいましたが、エセルとアーネストにも出てくる黒猫さんが同じく登場してました。かわいい!
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